ジャニヲタのスペック-就活生編-
リクナビの社員さんの講演や、内定が決まった先輩方の分科会が主な内容であったが、それを聞いてぼんやりと思ったことは「ジャニヲタをやってて良かった」である。
一口に"ジャニヲタ"と言っても色んな人がいるが、私を例に挙げると、
・応援しているグループのCDやDVDを購入
・好きなタレントの出演する番組や映画などをチェック
・日々の萌えをSNSで語ったり、ジャニヲタ同士集まって鑑賞会などを行う
・ライブやイベント、舞台観劇に行く
が主な行動である。
なぜ、就活の決起集会に参加し"ジャニヲタで良かった"と感じたのか。それは、ヲタ活をする中で自然と身に付けた能力が沢山あるからだ。
1つ目は、航空券や宿泊場所の確保をスムーズに行う事ができること。
地元で就職しようと考えている人はあまり活用されないかもしれないが、私は地元を離れるつもりでいるため、この能力は大いに役に立つ。
何日くらい前に航空券を予約すれば安く手に入るかや、家から空港まで、空港から目的地までの時間の逆算、諸々掛かる費用などは訪れた事のある地ならなんとなく予想がつく。
また、沢山あるホテルの中で、①目的地に近く②安心して③安く利用できる場所を見つけることもできるようになった。
2つ目に、遠征繋がりだが、荷物をコンパクトにまとめる事ができたり、駅などに設置されているコインロッカーを有効活用できるようになったこと。
ジャニヲタになりたての頃は、遠征時に色々持っていき過ぎて移動が大変、なんてことがあったが、慣れてくれば「最悪チケットと携帯と財布があればいいわ。」となってくるため、荷物を最小限にすることができるようになった。
おかげで、荷物が軽量になり移動もスムーズにいく。
コインロッカーについても、地下鉄が普及している県からすれば当たり前に設置されていることがわかるだろうが、地方にいる人間からすれば駅にコインロッカーがあることすら知らない場合もある。
だが、「ここで荷物をコインロッカーに入れておけば、目的地までリュックで行けてー…帰りも荷物持ってホテルまでの距離はこれくらいだから…」といった具合になるべく楽して移動する方法を考える事ができるようになった。
3つ目に、文章を書く能力が昔よりも格段にアップしたこと。
ジャニヲタになってSNS、特にTwitterが私の生活に欠かせないものとなったが、Twitterは140字という限られた文字数で自分の伝えたいことを言葉にしなければならないため、文章を簡潔にまとめる力が身についた。
文字数ピッタリに自分の言いたいことを文章にできたときに快感を覚えるタイプなので、ESも比較的楽しく取り組むことができると思う。
4つ目に、就活などについて相談できる人間が沢山いること。
"ジャニヲタ"という共通点と相性さえ合えば、仲良くなる人間は老若男女問わないのがジャニヲタの良いところである。
それ故、厳しい就活を乗り越え社会人生活を送る人生の先輩が自分の周りに沢山いるのだ。
しかも住む地域、生活環境、職種も多岐に渡るため、文字通り三者三様の話が聞ける。
それはとても心強いことであるし、同じ学年の子とは共に励まし合う事だってできる。
いつもはジャニーズの話で盛り上がる友人でも、仕事の話を振れば新たな一面を見ることができるし、得るものが多い。
いつの間にか脱線して、ジャニーズ話になる事がほとんどではあるが。
大学などのコミュニティでは聞けないような面白い話を聞くことができるのも良い点である。
最後に、就活の息抜きになるということ。
一筋縄ではいかない就活で支えになるのは家族であったり友人であったり、はたまた恋人であったりするだろうが、ジャニーズは最高の息抜きになる。
合同説明会や面接に向かう道中、ESの記入に行き詰まった時、選考に落ちて凹んだ時、色んな場面でそっと背中を押してくれるのは、イヤホンから流れてくる大好きな人達の声。
ジャニーズの楽曲には応援ソングが多くリリースされているため、就活のモチベーションを上げるにはもってこいなのだ。
以上のように、就活を迎えるにあたってジャニヲタというのは非常に有利である。
もちろん、ジャニヲタでない人が不利であるとか、そういう事を言っているわけではないが、ジャニヲタになって培ったものを最大限に活かして就活に挑んでいきたい。
そう、これだからジャニヲタは辞められない。
追記:
淳太君、神ちゃん、濱ちゃん、大阪マラソンお疲れ様でした!
応援に行くことも出来なければ、中継が見れる地域でもないため、Twitterのレポをチェックしながら応援した昼下がり。
たくさんの勇気をもらい、私も"就職"という1つの中間地点まで笑顔で走り抜けようと誓った。
本当に本当にお疲れ様。そして、完走おめでとうございました!