とりあえず米を食え

狩ったるでぇ!狩るわいのぉ!

ジャニヲタがミュージカル界のプリンスに謁見した話

お久しぶりです。リサイタルのレポを読んではニヤニヤ、なにわぶ誌を眺めてはニヤニヤ、夏バテと就活なんて知らねーよとほざいてます、くるみです。

 

 

実は今日、ジャス民にはお馴染みの育三郎お兄ちゃんが、エリザベート公演中の博多座でファンクラブイベントを行うということで行って参りました。

 

 

 

ええ、ファンクラブ、入ったんです。

なんなら先週、エリザベート観て参りました。(沼にどっぷり)

 

 

 

まあまあこの話はとりあえず置いておいて、開場前博多座に着くとちょうど昼公演終わりだったのか出待ちの列が。

 

便乗して眺めていると、育三郎とStarSというユニットを組んでいる井上芳雄さんが1人1人きちんと目を合わせながら優雅に握手されてました。さすがプリンスオブプリンス。

 

 

それを見送ったところで開場時間となったので博多座内にあるレストラン花幸へ。

 

 

ステージ構成はこんな感じ。

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手書き感マンサイでごめんやで…

 

 

 

 

私はステージ向かって右側の後方通路横。キャパが132しかないので良くも悪くもない当たり障り〜のないとこかと思いきや、私の前とそのまた前の席が空席だったから視界良好!イベント中メチャクチャ目が合った。(あるある)

 

そしてなんとなく予想はしてたけど参加者の8割がマダム。

 

白のでっかい紙袋にボールペンで「いくさぶろうさま♡」みたいなことが書いてある袋を持ったマダムがいて「なんかスゲーな(小並感)と圧倒されていたら、8月24日発売のカバーアルバム「1936〜your songs」より"君は薔薇より美しい"をBGMに、現在公演中のエリザベートで演じているルキーニの格好をした育三郎が登場。(ここまで一息で宣伝しております。みんな買ってね。)

 

お手振りしながら客席を周り(画像の青色の動線)、私の真後ろにあったカメラ(スッキリのカメラが入ってるらしい)に向かってバチーンとファンサしたところでステージへ登壇。

 

 

 

育「今日はスペシャルゲストに来ていただいております!博多と言えばあの人…」という事で福岡出身 黄泉の帝王トートを演じる井上芳雄さんが登場。

 

 

お客さんびっくり。「いや、さっき出てったやん!」と私もびっくり。

出待ちの対応をした後わざわざ戻って来たらしい。

 

井上さん曰く、「この世界も持ちつ持たれつなんでね。以前ファンクラブイベントに育三郎もゲスト出演してくれたから僕も出ないと。」との事でしたが、育三郎に「仲が良いからでしょ!」と訂正されてました。末っ子育三郎かわうぃ。

 

 

その流れでもう1人のStarSメンバー浦井健治さんとのエピソードやWOWOW冠番組「トライベッカ」の裏話などに花を咲かせ、お時間のため井上さん退場。

 

さて、ここからは事前に参加者から募った質問に育三郎お兄さんが答えるコーナーが始まります。

これエリザベート始めミュージカルを観たことない人からしたらなんのこっちゃって感じの内容だったんですが、幸いエリザベートを観劇して日が浅いのと育三郎出演ではないけどレ・ミゼラブルを観劇した事があるのですごく興味深く聞けました。

 

以下、メモなし記憶を頼りに書いてるのでニュアンスでお楽しみください。

 

 

Q.エリザベート劇中のお見合いシーンの"番狂わせ"はルキーニが仕組んでいるのでしょうか。演じる育三郎さんはどのような気持ちでこのシーンを演じていますか。

 

A.仕組んでいるというより成り行きを見守る役割です。ルキーニを演じるにあたって1つルールがあって、ルキーニの衣装を着ている時は自分の存在が周りには見えていない、この衣装を1枚でも脱いだり違う衣装を着たりしている時は周りに見えている、という設定があるのでそれを踏まえた上で見るとより理解しやすいと思います。

 

 

Q.今回のエリザベートから暗殺者ルキーニがストーリーテラーの役割も果たすようになり、前回と印象がだいぶ変わりましたが、ご自身でも「ここが変わった」と思うところはありますか。

 

A.今回は演出家の小池さんと話し合って、エリザベートに対して何の共感も持たない人物としてルキーニを演じています。前回まではどこかエリザベートに共感する部分というのがあったのですが、エリザベートの苦しみや悲しみよりももっと辛い経験をしている人がいると思っていたり、ルキーニ自身そういうのを背負ってきているので、エリザベートの苦しみを何とも思わないというのを一貫させているというのが変わったところですかね。エリザベートの息子ルドルフ(京本大我くんも演じてるよ!)が1人ぼっちでお母さんの帰りを待つシーンとかは、ルキーニ自身両親がいなくて孤児院育ちという事もあり、その姿を自分に重ねて胸を痛めるというのは心の中の動きとしてありますけどね。

 

 

Q.育三郎さんが出しているグッズの携帯カバーの絵は何ですか?お母さんは象だと言いますが、私はそうは見えません。育三郎さんの口からハッキリと教えてください(写真参照)

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A.えー、象です。えっ?象以外他に何に見えるの???(ここめちゃくちゃ笑った)

 

 

Q.私はマリウス(レ・ミゼラブル)で初めていっくんを見て落ちました(笑)マリウスのセリフの中で好きなフレーズやシーンがあればぜひ披露してください。

 

育「ルキーニの話してたのにいきなりマリウス!(笑)えー、他にも『いっくんの甘い歌声が好きです。役によってどのように歌い分けしてますか?』という質問があるので合わせて答えますね(笑)」

 

A.まず、僕のイメージとして今回黄泉の帝王トートを演じてる芳雄さんと(城田)優の声の出し方の違いって、優は下から声を当てていて芳雄さんは上から置きにいってる感じなんですね。僕もそうやって変えてて、マリウスの時は上から(ここでレ・ミゼラブルの劇中歌をサラッと披露)、でもルキーニはこの歌い方だと爽やかになっちゃうし、小池さんから「お前の声は甘いからルキーニのイメージに合わない」と言わてるから、喉に負担はかかるけど下から抉るような感じで歌ってます。ルキーニの格好でマリウスって難しいな!笑

 

 

 

本人も「結構真面目!」とコメントした質問コーナーが終了。

 

続いてはじゃんけんで勝った3人とツーショットを撮ろうコーナー、8月生まれの中からじゃんけんで勝った13人にリーフレットを手渡ししようコーナーに突入(ここは割愛)。

 

 

そしてお待ちかね育三郎のカラオケコーナー(違う)へ。

アルバムの中から「君は薔薇より美しい」「TOKIO」「奏」「僕こそミュージック(ミュージカル モーツァルトの劇中歌)」の4曲を披露。

 

 

やっぱり歌上手い(小並感。二回目。)

 

 

本人は地声で歌えるのがかなり爽快らしく、「楽しい!」「リフレッシュ!」「コンサートしたい!」ととても嬉しそう。(かわいい)

 

"君バラ"と"TOKIO"は客席の手拍子に合わせ伸びやか〜に歌いあげる姿が印象的で、時折ギターを弾くフリだったりちょっとステップ踏んでみたりとお茶目に歌う育三郎。

 

"奏"は一転して切なげに歌うのがとてもよい!ミュージカルに出演する中で言葉1つ1つの意味を意識するクセがついているのか、育三郎が歌うとしっかり歌詞の意味やストーリーまで入ってくるのが凄いんです。ぜひアルバムを手に取って聞いてみてね。(宣伝)

 

「早いもので次が最後の曲となりました。」と紹介された"僕こそミュージック"は、マリウスに続きルキーニ姿で別人格(モーツァルト)の歌ということで「次回からの公演に影響出ないかな〜。この格好で歌うから何かが崩れちゃいそう。ま、大丈夫か!」と前置きして披露。

 

ルキーニってヒゲを生やしたワイルドな出で立ちなんですけど、その格好でモーツァルトの爽やかな声って確かに違和感があって見てて面白いし、こういう機会でないと見ることのできないコラボレーションだなぁと。

ルキーニを演じる育三郎の声はもっとトゲがあって渋くてセクシーなので、プロだから当然と言えばそれまでだけどここまで印象を変えられるってすごいなぁと素人なりに感動してました。

 

 

 

 

「ほんとに楽しかった!絶対にコンサートは実現させるので、もしする時は来てください。博多座公演が折り返しにきましたけど、エリザベートはまだ大阪と名古屋がありますし、今後はプリシラの公演もあります。…バラエティとかテレビ番組にも出させていただいたり、アルバム発売ということで音楽番組にも出演しますので、色んないっくんを(笑)楽しんでください(笑)」(ここが七色しげちゃんを自称するしげっぽくて1人でニヤニヤしてた)

 

 ということでイベント終了!画像のピンクの動線のようにぐるっとお手振りしながら回って育三郎退場。

 

この後は博多座エントランスで育三郎直々にお見送りということだったのですが、バイバーイとお手振りする育三郎をチラ見しながら出口へと流されるのを想像してたら全く違った!!!

 

 

ジャニーズのライブでいう規制退場みたく少しずつ促されるから何かと思えば、プリンスに手を握られ見つめ合いながら1人ずつじっくりお別れの挨拶をしてるんですよ!!!

 

それが見えた瞬間「無理無理無理無理」と某シンジ君よろしく唱える喪女。つまり私。

 

手に変な汗をかかないようパタパタさせたり服で拭ってみたり挙動不審な動きをしながら1歩、また1歩と育三郎に近付いていき、ついに回ってきた順番。

 

 

スッと手を出されたのでそっと重ねてみたものの、ギュッと握る勇気はなく緊張し過ぎて手が冷たーくなっているガチっぷりに1人噴き出しそうになりつつ見上げると、目の前に育三郎の綺麗なお顔があって卒倒しかける私。

 

私「 今日はとても楽しかったです」

育「ありがとう」

私「…あの、熊本から来ました」

育「あっそうなんだぁ」

私「先週もエリザベート観に行きました。あ、熊本のスタバでパートナーやってるのでぜひ来てください(城田優くんのTwitterに育三郎と2人でスタバに行った時の写真が載せられていたため絶対言おうと決めてた)」

育「お!行く!」

私「(キュン)体に気を付けて頑張ってください」

育「ありがとう。気を付けて帰ってね」←優しいお顔

 

 

「お!行く!」!!!!!!

 

 

来て!?!?!?!?(興奮)

 

 

ちなみに熊本シャワー通り店です。熊本市内にスタバいっぱいあるから間違えずに来てね♡(エゴサ用)

 

 

こんな感じでしっかりお見送りしていただき、最後の最後までみんなに手を振って去っていかれました。

 

 

 

 

ジャニーズ含めこんな小規模のイベントや握手会的なものに参加するのが初めてだったので、全てが新鮮で面白かったです。

 

自分の好きな人が1mもない距離にいて、しっかり目を合わせてくれて、何なら握手して会話もしてってちょっと信じられないですよね。

 

役衣装にメイクということで「山崎育三郎」感は強くなかったですが、上品さとか穏やかさとかそこに見え隠れするお茶目でヤンチャな部分とか育三郎の魅力に触れた1時間半でした。

 

 

ミュージカルってちょっとチケット代もお高いし、ほんとに面白いの?マダムとかオジサマとか年齢層高い人が嗜むものじゃないの?なんて敬遠しちゃう人が多いと思うんですけど、豪華絢爛な世界観だったり迫力だったりジャニーズの舞台しか触れてこなかった人からしたら良い意味ですごいカルチャーショックを受けると思うので、ジャニーズの現場を減らしてとは言わないから美容院に行くのを1回我慢してぜひミュージカルも観に行ってみてください!

 

 

以上、育三郎とミュージカルのステマも兼ねたFCイベントレポでした!