ジャニーズ、熊本招致委員会
「あーあ、地元でライブしないかな」
地方に住むジャニヲタなら一度はこんな願いを口にした事があるだろう。
我が県熊本では、過去にNEWS、KATーTUN、関ジャニ∞、テゴマス、FiVeが熊本でライブを開催してきたが、2012年以降現在まで熊本でジャニーズのライブは行われていない。
九州で最も多くジャニーズのライブが開催されている県は福岡である。
九州でのコンサート=福岡という概念を覆し、もっと熊本でライブをする機会を設けてほしいという願いを込めて、今回は<会場><交通手段><宿泊施設><その他>の4つの観点から熊本を紹介したいと思う。
ガチなんだよマジで!!(健人先輩風)
<会場>
キャパシティは1階1468席、2階360席、3階488席の計2316席となっている。
ちなみに、福岡ヤフオク!ドームのキャパシティは最大50000人、福岡マリンメッセだと最大15000人、関ジャニ∞の渋谷すばる君がソロライブをしたZeep Fukuokaはスタンディングだと2001人入る。
前置きが長くなったが、以下が熊本でライブを行う際の会場候補(私調べ)である。
ジャニーズのコンサートでよく使われるのはここ、グランメッセ。2000㎡のエリアを4つ組み合わせ、トータル8000㎡に及ぶ大規模展示ホールで最大10000人を収容できるキャパシティを持つ施設である。
・うまかな•よかなスタジアム(元 KK WING)
陸上などの競技に使われるほか、Mr.Childrenなどのライブにも使われたことのある野外スタジアム。
メインとバックスタンドには大きな屋根があり快適だが、少々交通アクセスが不便なのが惜しい。(ミスチルのライブ時に不便さが問題になったらしい※友人談)
キャパシティはスタジアムとあって約32000人と大きい。
・水前寺競技場
こちらも陸上などの競技に使われる野外スタジアムである。
ライブでの使用は前例がないが、キャパシティ15000人を誇る。
注意すべき点は水前寺という地が住宅街の多い地区であるということだ。熊本市内で水前寺と言えば「割と都会」という評価を受けるこの場所で野外コンサートを行うのは、近隣の住民からの苦情が出る可能性が極めて高い。
なぜ、ここまで熱く語るかと言うと地元だからである。以上。
中高の吹奏楽コンクールや各種コンサート、演劇などが催される。
大ホールは1階席2階席合わせて1591人を収容できる。県立劇場コンサートホールよりは小さいが、演歌歌手のコンサートにもよく使用されている。
街中にあるため移動も大変便利である。
もっと集客したいというのなら天候に左右されやすいという難点はあるものの、野外スタジアムであるうまかな•よかなスタジアムもオススメである。
しかし、グッズやDVDのブックレットに記載された会場名欄に「うまかな•よかなスタジアム」があると思うと少々恥ずかしくも思う。(絶対KK WINGの方がかっこよかった)
<交通手段>
地元民向けのライブではあるが、好きな人は遠征も厭わない。
しかし、ライブを開催するにあたってアーティストやファンの移動がスムーズに行えるかは重要であり、交通の便が悪いといくら会場に出来そうな施設があっても実現は難しいだろう。
でも大丈夫。
阿蘇くまもと空港は、国内線10都市、国際線5都市の計15都市へ航空会社が就航しており、空港からはリムジンバスを利用すると1時間もしない内に市街地に到着する。
フライトは、東京(羽田・成田)なら約1時間半で大阪(関西)なら約1時間という具合にあっという間に行けてしまう。
また、2011年に熊本でも九州新幹線が開通したことで新幹線での移動が可能となった。
新大阪駅-熊本駅間は約3時間半、東京駅までは新大阪で1度乗り換えて約6時間と、飛行機に比べれば時間はかかるが、移動中のドキドキ感も遠征の醍醐味と言えよう。
そして、熊本市内の移動は市電を利用するのが大変便利である。
熊本が誇る市電は、どこまで乗っても大人150円で、何度でも乗れる1日乗車券や2日乗車券などのお得な料金プランもある優れものだ。
ここで、先述した会場への交通アクセスを紹介しよう。
水前寺競技場に関しては、市電で国府駅という駅まで来てもらえば徒歩圏内のところにある。
崇城大学市民ホールについては、交通センターのすぐ近くにあり、市電なら花畑町という駅が近いため一番アクセスのよい場所である。
どこの会場も、県内外から来るファンも安心の交通アクセスではないだろうか。
うまかな•よかなスタジアムは少し不安もあるが、ライブ開催となれば臨時バスも出るだろう。
…いや、出す。(そんな権限はない)
<宿泊施設>
遠征する人間にとって重要事項の1つである宿泊場所。
安さ、清潔感、利便性の良さ、など様々な条件を加味して泊まる宿を決めるだろう。
それはアーティストも同様であると考えられる(但し、ヲタクが利用する宿の何倍も"よい"所ではあるが)。
アーティストが熊本で利用する確率の高いホテルは ホテルニューオータニ ではなかろうか。
もちろん、私のように万年金欠のヲタクに優しいビジネスホテルもたくさんあるので、旅行サイトなどで検索してみてほしい。
<その他>
ライブのためとは言え、せっかく異国の地に足を踏み入れたならば観光もしたいと考える人も少なくないだろう。
USJや東京ディズニーランドのような大きなテーマパークはないものの、熊本にも観光地や遊び場はある。
色気より食い気、花より団子なヲタクには、熊本の郷土料理に舌鼓を打っていただきたい。
まずは熊本の観光スポットについて紹介しよう。
熊本の観光スポットで有名なのは日本3大名城である熊本城だ。
熊本市中心部の街中にそびえ立つ本丸御殿は現代の街並みに融合し、県民たちに愛されている。
一口城主は1万円以上を寄付することでなることができ、「城主証」と「城主手形」がもらえ、天守閣に「芳名板」が掲示される(詳しくはhttp://www.manyou-kumamoto.jp/event/castle.cfm?id=480)。
ショッピングをしたいという人は"街"と呼ばれるアーケード街がオススメだ。
PARCOやTSUTAYAなど横文字の店舗が軒を連ねる下通は、メインアーケードの長さが511m。
反対に電車通りを挟んで向かいにあるアーケード街は上通といい、中高生の多い下通よりも現代美術館があったりと少し落ち着いた雰囲気を持つ。ちなみに全長約400m。
この2つのアーケードの真ん中に位置する電停"通町筋"からは先述した熊本城が見え、夜にはライトアップされた姿を眺めることができるからお得だ。
さて、次は熊本の「食」についてであるが、このまとめ(http://matome.naver.jp/m/odai/2137778218472193401)に載っていたので興味がある方は読んでいただければと思う。
…だんだんめんどくさくなってきたとかそんなんゴニョゴニョ…
総括。
ただの熊本紹介ページみたいになってしまったが、チャンネル面でもイベント面でも恵まれない我が県が少しでもヲタ活しやすい環境になることを願った結果の産物だということを理解していただきたい。
以上、地方ジャニヲタの尻すぼみ招致レポートこれにて終了。